Episode33では、ニコがリアドリー洋裁店でジャケットを直したあと、店の中の洋服から好きなものを選ばせてもらえる場面が描かれていました。
また、カールはシカのディアドリーとお茶を飲みながら、ニコとの出会いについて話しています。
今回は「〜しなかった」と過去の否定を表す表現、“didn’t + 動詞の原形”を学びます!
- NHKラジオ「中学生の基礎英語 レベル1」ってどんな番組?
- Episode 33 Story 扉が消えたんだ
- Tell Me More!
- Today's Key Sentence
- Say It!
- 今日のまとめ
NHKラジオ「中学生の基礎英語 レベル1」ってどんな番組?
ストーリーを楽しみながら、中学校で学ぶ文法や英語表現をしっかり身につけることをテーマにしたラジオ番組です。
あらすじ
ある日のこと。公園のベンチで日記を書いていたニコは、だれかに話しかけられました。
声の主はなんとネズミ! ネズミは「ぼくはカール」と名乗ります。
英語で会話を続けるふたりでしたが、カールは話をさえぎって「行かなきゃ!」と走っていきます。
追ううちに、自分の見知らぬ森のなかに立っていることに気づいたニコ。
実は、その森は英語を話す不思議な世界「ファーウッド・フォレスト」だったのです。
テキストの価格(1ヶ月分) | 定価 660円(本体600円) |
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出演者 | 講師:本多 敏幸 NICO役:森迫 永依 パートナー:Chris Nelson(クリス・ネルソン) パートナー:Diana Garnet(ダイアナ・ガーネット) |
放送スケジュール
チャンネル | 放送日 | 放送時間 |
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ラジオ第2(本放送) | 月〜金 | 午前6:15〜6:30 |
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Episode 33 Story 扉が消えたんだ
英文
Dierdre: You found a door? To the human world?
Carl: Yes. I went there.
Dierdre: Funny. I didn’t see any doors in the forest.
Carl: It disappeared.
Nico: Finished.
Dierdre: Great work, Nico. Choose anything in the store.
Nico: Really? Anything?
Dierdre: Yes, dear. For our special guest.
Nico: Wow!
日本語訳
ディアドリー:扉を見つけたの?人間の世界への?
カール:そう。そこに行ったんだ。
ディアドリー:おかしいわね。私は森の中で扉をひとつも見なかったわ。
カール:消えちゃったんだ。
ニコ:できました!
ディアドリー:素晴らしい仕事ぶりね、ニコ。お店の中のどれでも選んで。
ニコ:本当に?何でもいいのですか?
ディアドリー:いいですよ。私たちの特別なお客さんだもの。
ニコ:わー!
Tell Me More!
Episode33で取り上げられていたフレーズをご紹介します。
- Choose anything in the store.
- 店の中のどれでも選んで。
Today's Key Sentence
- I didn't see any doors in the forest.
- 私は森の中で扉を一つも見ませんでした。
「~しなかった」と過去の否定を言いたいときは、didn't(did not)+動詞の原形を使います。
“any” は否定文の中で「一つも~ない」や「少しも~ない」という意味で使われるので、覚えておきたいですね。
- I didn't meet anybody on my way to the station.
- 私は駅へ行く途中で誰とも会いませんでした。
「誰とも~なかった」は、didn't + meet + anybody の形で表せます。
「誰も」や「誰か」という意味の“anybody” は否定文や疑問文で使われる語で、肯定文で「誰か」と伝えたい場合には“somebody” を使います。
“On my way to~” は「~へ行く途中で」といった意味になりますよ。
- I didn't do my homework yesterday.
- 私は昨日宿題をしませんでした。
“homework” の前には“my” や“your” をつけてのを忘れないようにしましょう。
- We didn't get up early this morning.
- 私たちは今朝早く起きませんでした。
get up(起きる)も、didn't を前につけることで「起きなかった」と否定文にできます。
Say It!
今回の「Say It!」では、「〜しなかった」過去の否定表現を使って会話練習をしました。
- I didn't score any goals.
- 私は1点も取りませんでした。
“score goals” は「得点を取る」という意味です。
“any” を使って「1点も〜ない」と強調しています。
- Really? I didn't know that.
- 本当? それを知りませんでした。
今日のまとめ
今回は、「〜しなかった」「〜を見なかった」などの過去の否定表現を学びました。
- I didn't see any doors in the forest.
- 私は森の中で扉を一つも見ませんでした。
過去の否定文では didn't + 動詞の原形 を使うのがポイントです。
また否定文で“any” を使うと「まったく・ほとんど・少しも〜ない」というニュアンスをつけることができますよ!
では最後に、私が作った例文を紹介します。See you next time!
- My daughter didn't eat any lunch.
- 娘は昼ご飯をまったく食べなかった。
公式テキスト
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