人間の世界へ戻る扉についての本は見つからず、ニコとカールは店を出ました。
するとそこにいたヘビのボブとエリザベスが2人に話しかけます。
今回は、主語が3人称単数のときの否定文の作り方について学んでいきます。
- NHKラジオ「中学生の基礎英語 レベル1」ってどんな番組?
- Lesson48 エリザベスからのアドバイス
- Tell Me More!
- Today's Key Sentence
- Say It!
- 今日のまとめ
NHKラジオ「中学生の基礎英語 レベル1」ってどんな番組?
ストーリーを楽しみながら、中学校で学ぶ文法や英語表現をしっかり身につけることをテーマにしたラジオ番組です。
あらすじ
ある日のこと。公園のベンチで日記を書いていたニコは、だれかに話しかけられました。
声の主はなんとネズミ! ネズミは「ぼくはカール」と名乗ります。
英語で会話を続けるふたりでしたが、カールは話をさえぎって「行かなきゃ!」と走っていきます。
追ううちに、自分の見知らぬ森のなかに立っていることに気づいたニコ。
実は、その森は英語を話す不思議な世界「ファーウッド・フォレスト」だったのです。
テキストの価格(1ヶ月分) | 定価 660円(本体600円) |
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出演者 | 講師:本多 敏幸 NICO役:森迫 永依 パートナー:Chris Nelson(クリス・ネルソン) パートナー:Diana Garnet(ダイアナ・ガーネット) |
放送スケジュール
チャンネル | 放送日 | 放送時間 |
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ラジオ第2(本放送) | 月〜金 | 午前6:15〜6:30 |
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Lesson48 エリザベスからのアドバイス
英文
Nico: Mr. Peck was sweet.
Karl: Yeah, but he doesn't have our book.
Bob: What book?
Nico: Oh, hello, Bob and Elizabeth.
Karl: We wanted a book about magical doors.
Elizabeth: To the human world?
Bob: They don't exist.
Nico: Well, it was a good idea, Karl.
Elizabeth: Talk to Mayor Bigmouth.
Bob: He knows everything.
日本語訳
ニコ:ペックさんは優しかったね。
カール:うん、でも僕たちが探している本はなかったね。
ボブ:どんな本?
ニコ:あ、こんにちは、ボブ、それにエリザベス。
カール:僕たち、魔法の扉についての本を探していたんだ。
エリザベス:人間の世界への?
ボブ:そんな本は存在しないよ。
ニコ:まあ、でもいいアイディアだったよ、カール。
エリザベス:ビッグマウス市長に聞いてみなよ。
ボブ:彼なら何でも知っているよ。
本が見つからずがっかりするニコとカールの前に、ヘビのボブとエリザベスが現れ、「ビッグマウス市長に聞けばいい」というアドバイスをもらいました!
新たな展開が楽しみですね。
Tell Me More!
「Tell Me More!」では、”sweet” の様々な使い方について学びました。
- sweet
- (味が)甘い、(人が)優しい、(物事が)すてきな、かわいらしい
"sweet"と聞くと「甘い」という意味が思い浮かびますが、今回ニコが言った ”Mr. Peck was sweet.” のように、「人が優しい、親切だ」という意味でもよく使われます。
他にも、”Great!” の代わりに ”Sweet!” と言うと「いいね!」というニュアンスになったり、赤ちゃんを見て ”What a sweet baby!” と言えば「なんて可愛らしい子なの!」という意味になったりと、とても便利な単語だと話していました。
Text Plus
オリジナルテキストでは““talk to / with~” を使った便利な表現が紹介されていました。
この形を使うと「~(人)と話す」という意味になります。
なお、“talk to” は一方が他方に話しかけるイメージ、“talk with” は相手と対等に話しているイメージです。
- I went to talk to Mr.Suzuki about the homework.
- わたしは鈴木先生と宿題について話したい。
- I talked with Ken for an hour.
- わたしはケンと1時間話しました。
Today's Key Sentence
- He doesn't have our book.
- 彼は私たちの本を持っていません。
主語が「彼(He)」や「彼女(She)」のような3人称単数の否定文を作るときは、一般動詞の前に ”doesn't” を置きます。
”doesn't” のあとに続く動詞は、-sをつけない「原形」になるのがポイントですよ。
例文1
- My father doesn't drink coffee at night.
- 私の父は夜にコーヒーを飲みません。
例文2
- Fumio doesn't eat spicy dishes.
- フミオは辛い食べ物を食べません。
例文3
- My piano teacher doesn't give lessons on Wednesdays.
- 私のピアノの先生は水曜日にはレッスンを行いません。
例文4
- Satoru doesn't get up early on Sundays.
- 悟は日曜日には早く起きません。
例文5
- My sister doesn't ride her bicycle on windy days.
- 私の姉は風の強い日は自転車に乗りません。
Say It!
「Say It!」では、クラスメイトの誕生日プレゼントを相談しながら、3人称単数の否定文を使う練習をしました。
例文1
Diana: How about a water bottle?
Chris: Hmm, she has a new water bottle.
Diana: Oh, how about chocolate?
You: She doesn't eat chocolate.
Chris: Hmm.
Youの部分で「彼女はチョコレートを食べません」と答える練習でした。
例文2
Chris: How about a cookbook?
You: She doesn't cook.
Diana: Then how about flowers?
Chris: That's a good idea!
Youの部分で「彼女は料理をしません」と答える練習でした。
今日のまとめ
今回は、3人称単数が主語のときの否定文の作り方 ”doesn't + 動詞の原形” を学びました。今日のキーフレーズをもう一度確認しましょう。
- He doesn't have our book.
- 彼は私たちの本を持っていません。
肯定文のルールとセットで、否定文の作り方もマスターしていきたいですね。
See you next time!
公式テキスト
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