いいかげんなパパのENGLISH

おうち英語と、お出かけの記録

中学生の基礎英語レベル1 Episode57|「彼らの」を英語で言うには?their/ourの使い方

※当ブログにはプロモーションが含まれています

ブログ記事のサムネイル画像

ニコは元の世界に戻る方法をたずねるため、ビッグマウス市長に会うことができました。市長はニコに、ある場所へ行くようにアドバイスをします。

今回は、"their"や"our"など、複数の人たちのものかをあらわす代名詞について学んでいきます。

NHKラジオ「中学生の基礎英語 レベル1」ってどんな番組?

ストーリーを楽しみながら、中学校で学ぶ文法や英語表現をしっかり身につけることをテーマにしたラジオ番組です。

あらすじ

ある日のこと。公園のベンチで日記を書いていたニコは、だれかに話しかけられました。
声の主はなんとネズミ! ネズミは「ぼくはカール」と名乗ります。
英語で会話を続けるふたりでしたが、カールは話をさえぎって「行かなきゃ!」と走っていきます。
追ううちに、自分の見知らぬ森のなかに立っていることに気づいたニコ。
実は、その森は英語を話す不思議な世界「ファーウッド・フォレスト」だったのです。

テキストの価格(1ヶ月分) 定価 660円(本体600円)
出演者 講師:本多 敏幸
NICO役:森迫 永依
パートナー:Chris Nelson(クリス・ネルソン)
パートナー:Diana Garnet(ダイアナ・ガーネット)

放送スケジュール

チャンネル 放送日 放送時間
ラジオ第2(本放送) 月〜金 午前6:15〜6:30

放送から1週間以内ならNHK公式「らじる★らじる」で聞き逃し配信が無料視聴OK!
無料で聞き逃し配信をダウンロードする方法もあるので、以下の記事も併せてご覧ください。

Lesson57 ビッグマウス市長のアドバイス

英文

Mayor Bigmouth: Go to Beluga Beach.
Nico: Where?
Carl: The Ocean City.
Mayor Bigmouth: Their king knows everything.
Nico: So, you don't?
Deirdre: Nico, be polite. He's the mayor.
Mayor Bigmouth: It's okay, Deirdre. I know a lot. But I can't tell you.
Nico: Why not?
Mayor Bigmouth: I have my secrets.
Carl: Nico, let's do it! Let's go to Beluga Beach.

日本語訳

ビッグマウス市長:ベルーガビーチへ行きなさい。
ニコ:どこですか?
カール:海の街だよ。
ビッグマウス市長:そこの王さまは何でも知っている。
ニコ:じゃあ、市長さんは知らないんですか?
ディアドリー:ニコ、失礼のないように。市長さんですよ。
ビッグマウス市長:いいんだよ、ディアドリー。わたしはたくさんのことを知っている。でも、教えられないんだ。
ニコ:どうしてですか?
ビッグマウス市長:わたしには秘密があるから。
カール:ニコ、やってみよう! ベルーガビーチへ行こう!

市長は何かを知っているようですが、教えてはくれませんでしたね。

Tell Me More!

今回は、ディアドリーがニコを注意した「Be polite.」という表現について解説がありました。

Be polite.
礼儀正しくしなさい。(失礼のないように。)

親や先生などの大人が子どもを注意するときによく使う表現です。今回は、これに似た子どもへの注意をうながすときの決まり文句が紹介されました。

フレーズ
Be quiet. 静かにしなさい。
Calm down. / Cool it. 落ち着きなさい。
Stop that. / Cut it out. やめなさい。
Pay attention. 集中しなさい。
Behave yourself. お行儀よくしなさい。

Today's Key Sentence

Their king knows everything.
彼らの王さまは何でも知っています。

今日のキーセンテンスのように、代名詞を使うことで「誰々の~」という所有の意味を表すことができます。

theirは「彼らの」という意味の代名詞で、あとに名詞を置いて使います。
theirは複数の人やものを表します。このように「~の」という意味を持つ、複数を表す代名詞には次のようなものがあります。

人称 性別 主語 〜の
1人称 複数 すべて we our わたしたちの
2人称 you your あなたたちの
3人称 they their 彼らの/彼女らの/それらの

例文1

You and Mike are great singers. I want to listen to your songs.
あなたとマイクはすばらしい歌手です。わたしはあなたたちの歌を聴きたいです。

例文2

We are twins. Our birthday is July 21st.
わたしたちは双子です。わたしたちの誕生日は7月21日です。

例文3

Our city has two colleges.
私たちの街には2つの大学があります。

例文4

Harumi and Natsumi go to the same school. Their school is in Tokyo.
ハルミとナツミは同じ学校に通っています。彼女たちの学校は東京にあります。

Say It!

「Say It!」では、好きなアーティストについて会話をする練習をしました。

練習1 カラオケ店での会話

Chris: That's my favorite song.
Diana: I love King Gnu.
You: I love their music, too.

ここでは、「わたしも彼らの音楽が大好きです。」のように答える練習でした。

練習2 みんなでいっしょに歌う曲について会話

Chris: How about Perfume?
Diana: Nice!
You: Their music is amazing.

ここでは、「すばらしい」を意味する「amazing」を使って、「彼女らの音楽はすばらしいです。」と答える練習でした。

今日のまとめ

今回は、「their」や「our」など、複数の人たちのものかをあらわす代名詞について学びました。今日のキーフレーズをもう一度確認しましょう。

Their king knows everything.
彼らの王さまは何でも知っています。

ベルーガビーチへ向かったニコたちを何が待ち受けているのでしょうか。See you next time!

公式テキスト
レビュー記事はこちら